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スライム

病室、所狭しと並んだベッドにはいずれも30cmほどの柵が設置されている。さらに、いくつかのベッドには拘束具と見られる鉄枷つきの鎖がついている
壁面で目につくのは酸化し黒ずんだ血の跡。かつてこの場所で看護師による入院患者の虐待が行われていたことを示唆する。元より身寄りの無い浮浪者や認知症の老人が死んだところで、誰が気にするだろうか
2階、3階の病室は、余りに多いベッドの数と拘束具の鎖を除けば、普通の病院とさして変わりはない。しかし、地下一階の病室は明らかに異様だ。うちっぱなしのコンクリートに、鉄格子つきの覗き穴だけがついた病室は、まるで監獄を思わせる造りである
病室内にあるのは、粗末なベッドとトイレだけだ。通路に面した鉄格子つきの覗き穴の他には窓と呼べそうな物も存在しない。この病室には、ベッドではなく奥の壁に鉄枷が設置されている。よく見ればその足下のあたりにも黒い染みが見える
シナリオとしては、現代か少し前の時代に、これをモデルにした私立精神病院を作ったおっさんが、身寄りの無い浮浪者や老人、処分を依頼された人間などを集めて隔離収容し、医療費の不正請求や報酬をもとに患者を使って魔術の実験をする
哀れな老人達をどうする?実在させるか、幻影か。実在させて、殺すかどうかの選択をさせた方が楽しいと思う
でも教団の拠点跡地で今はもぬけの殻だけどかつての狂気の残滓とそれに伴う幻影に語らせるというのもある
いやーやっぱ実在した方が楽しいやろな

行く宛の無い廃人、あるいは弱りきった老人たち、そもそもこんな病院に連れてこられたのはどこにも受け入れられる場所がなかったから、ここは廃棄場なんだ

そこからただ放り出してやったところで、誰もその後の面倒なんか見てくれない。野垂れ死ぬか、またどこかの似たような終末病棟に隔離されるか

後味の悪いエンディングができそうだ

探索者達が事件に気づくきっかけはなんだろう?知り合いの看護師からのたれ込み、失踪事件の調査、病院の不審死

おっさんの動機はなんだろう?魔術が絡むからには単にお金だけではないはず。非人道的な搾取も金が必要だからそうしているのであって、それが目的ではないだろう

好きに使い捨ててもいい人体と、豊富な資金。現実では大学の一部の教諭との癒着があったらしいから、魔術を利用した新しい医療の開発とか?

現実を大いに参考にして、○○大学の精神医療の権威である△△先生が勤めている病院ですって触れ込みで人を集め、殺しても問題無さそうなやつは緊急入院で地下隔離病棟に押し込める。外来は一階、普通の入院患者は3Fで、極一部は地下に隔離される

隔離された入院患者に対しては何をしても許される。通常では許可のおりない段階での人体投薬実験、外科手術の新しい手法、開発段階の医療機器の試運転など。

地下についての情報は機密事項であり、おっさんと大学の連中、経営の責任者、勤続年数の長い地下担当看護師しか知らない。その学術的価値、金銭的な価値、露見すれば自らの身も滅ぶという脅迫によりこの秘密は維持されている

さて、結局の目的で言うと、不老不死だろうか?永遠に老いることのない若くて力強い肉体、ご老人の先生方を魅了するには十分だろう。ついでに腐敗しながら生きている人らしきものや、過剰な再生で肉団子のようになってしまった者なんかが登場できそうだ

現代でやるなら看護師ではなく機械かロボット任せにしてもいいかもしれないが、人間であった方が悪と知りつつ加担した人数が増えるので良い。情報漏洩の観点からいくと看護師を入れるべきではないが、これはフィクションなのでそこまで気にしない

宛の無い一人旅を続ける探索者の古い友人、なんらかの事故で病院に運ばれた際、年老いた浮浪者ではなく若く健康な肉体を使いたいというおっさんの思惑により、地下に隔離される。哀れに思った看護師の一人Aが手紙をこっそりと受け取り探索者に送った

助けてとか、殺されるだとか、そういう言葉は使えない。ただ別れを告げるだけにしてくれ、それが私にできる全てであるとAは言った。Aの検閲を掻い潜るために暗号を用いて文章を作り、病院の名前を教える

探索者がその暗号を解き、病院を訪れるところからゲームがスタートする

問題は、いやそんな共通の暗号とか普通持ってないでしょっていう話で、これは、うーん、

暗号が潜んでいると気付かせるには無理矢理アイデアでも振らせればいいんだけど、でも実際にどんな暗号を使うかな。引き出しがないからたぬきぐらいしか思い付かない

暗号の解き方も簡単な暗号じゃないといかんからな。うーん

だるま、妊娠、胎児をもとに生える異形の腕、マドハンド

寿命による崩壊と再生、外郭を維持できず、骨は溶け、肌色の流動的な塊に、目らしきものや腕らしきものなどが現れては消えていく、スライム

受付で名前を尋ねても患者のプライバシーに関わるので居るか居ないかも答えられないと言われる。その後偶然近くにいて名前を耳にした看護師Aが探索者たちに接触する

どういう関係なのかを聞き出そうとする。しかし何も教えてくれない。彼女のことは忘れろと言う。説得は不可能。別れた後に尾行すると、関係者以外立ち入り禁止と書かれた指紋認証の扉に入っていく。看板には精神科隔離病棟の文字

扉の中は病院の一室らしい白基調の壁に覆われた大きな部屋で、パソコンの乗ったデスクがいくつか、資料棚、実験器具らしきものが乗ったデスクなど。地下監獄は汚いので、サンプルを摂取してこの部屋で観察を行う

地下一階、栄養材を静脈補給されてオムツをはかされた老人の群れについての情報、それらに対して行われている通常の非認可医療実験について開示される。地下二階のスライム、マドハンドについてはまだ開示されない。魔術の示唆もない?Aの日誌はあるかも

部屋の中にエレベーターがある。表示灯にはG,B1,B2の文字。押せば開くが、下に降りるにはまた指紋認証が必要

地下一階、地上とは違って剥き出しのコンクリートが作る灰色の廊下の左手には、小さな鉄格子つきの覗き窓がついた扉が連なっていた。中を覗けば、一般的な大きさの病室に所狭しとベッドが敷き詰められ、そこに質素な薄緑の病院服に身を包んだ老人達が寝ていた

ベッドはどれも30cmほどの小高い柵に囲まれていた。老人はそのいずれもが首?から点滴をうっており、腰から伸びる紐が柵に結びつけられていた。さらに幾人かの比較的若そうな者は手足をベッドに拘束されていた

鍵は外側からかけるだけの簡易な物がついており、簡単に開くことができる。中に入ると、何よりもまず分かるのはこの部屋に充満する強い悪臭である。汗と排泄物の織り成す不快な臭い、その発生源であろう者達を観察してみると、質素な病院服はワンピースのような造りになっており

下着の代わりに紙おむつを着用していた。彼らは探索者たちを見ると、掠れた声で「ごはん…ごはん…」「ころして…ころして…」「いたい…くるしい…」など口々に呟きだした

入ってきた者が見ず知らずの探索者であるとは気づいておらず、いつもの看護師と区別できないのであろう。それ故に、この異様な光景がこの場所における日常であるのだと嫌にも分かってしまう

点滴の袋には高栄養材?と書かれている。これについての資料は地上の入り口で開示しておく。このフロアには同じ病室が5つ、各部屋に10人ほどがすし詰められ、合計50人ほどの耄碌した老人達が生かされている

入ってきたエレベーターに戻り、地下二階へ移動する。こちらもコンクリートの灰色な廊下で、先ほどと違って扉の代わりに床から天井まで鉄格子が伸び、間仕切りとしてコンクリートの壁がある。まるで監獄のようなそこには、肌色の大きな袋のようなものが各部屋に一つ置かれていた

各部屋の前に指揮台のような背の高いスタンドが置かれ、そこに薄い紙束が載っており、一番上の紙には人物の氏名、年齢、顔写真などの個人情報が記載されていた

一枚めくると、その人物が初めてこの病院を訪れたときの問診から現在に至るまでの症状、観察結果をまとめたカルテのようなものであると判断できた

牢屋が4つ、皮の袋が3つ、一番奥の牢屋は空だった。カルテの表紙には、モブ、モブ、モブ、NPCの名前が書かれていた。眺めてみると、変異名という奇妙な欄があり、NPC以外の3つにはスライムと記入されている。そしてNPCのカルテにはマドハンド?マスターハンド?アーマリンも楽しそう

アーマリンはでも殴り合いに向かないのでちょっとあかんかな。NPC本体の一部が異常に発達した結果であるはずなので、まあやっぱ腕でしょ。でもマドハンドっていう名称はださい。マスターハンドは何がマスターなんか謎やし

ゴブリンっていう名前を使いたかったけど、でけえし腕だけだしなぁ

ゴブリン(腕)

尋常でない速度で成長する胎児、それを元にした身体の異常な発達を見せた個体をゴブリンと呼び、NPCは不完全ながら腕だけゴブリンとなることに成功した、とか


過剰な再生により寿命が加速しスライムと化してしまうというのが従来の問題点であったが、若い女性を母体に胎児を宿すことで再生の力が胎児へ向かう、結果として母体の寿命が無駄に加速してしまうことが無くなる

妊娠期間は一週間程度、種を注ぐとすぐに宿り、母体の再生が控えめになる。それでも通常の人間よりは遥かに良い訳だが、この妊娠期間中は胎児の発達が通常より早いことを除けば普通の人間とそれほど変わらない

ただし妊娠後期になると、胎児の身長が1mほどまでに成長し、母体の腹は四肢があっても動けないほどに膨らんでしまう。特筆すべきは誕生の瞬間で、胎児は生まれでるために母体の腹を強く蹴りあげ、膨らんだ腹部が暴れまわる時間が10分?ほど続く

しかし突き破ろうとした腹部の皮膚が破れるたびに再生し、膜となって覆ってしまうため胎児は出てくることができない。そのような状況が10分ほど続いた後、やがて動かなくなってしまう。激しく動いたために役目を終えた臍の緒が千切れ、酸素を取り入れることができなくなった胎児が羊水の中で窒息する

再生の力が胎児から母体へと戻ったこと、そして過剰に成長した後に体内で死亡した胎児を取り込んだことで、母体の身体に一時的な変化が現れる。腕や足といった部位が異常に発達し、長さは2m、太さは直径30cmほどになる。まるで死亡した胎児が腕になったかのように

このような発達を見せた個体をゴブリンと呼称することにした。現時点ではNPCのみ、それに腕しか確認されていない

殺した後に情報がアンロックされる方が楽しい気がする。スライムのカルテを手に取るとカチっという音と供に鉄格子が降りていき、スライムとの戦闘になる。資料を読むのは殺して落ち着いてから。スライム3、ゴブリン1、空室1(NPC)

NPCの資料にはか表紙だけでカルテが無く、ゴブリンと記載されている。鉄格子は最初から降りている。中には多少の私物があってもいいし、ゴブリンの腕なんかが落ちていてもいい

血の跡、精液、髪の毛、皮膚、肉

腹を破る、瞬時に再生、が繰り返されるなかで飛び散ったものたち、種蒔きの名残、おむつ、虐待の跡

スライムの骨は溶けたんじゃなくて砕けて小さくなってんじゃないか?一緒か

ゴブリンを生ませるか、最後にNPCのゴブリン出産シーンに立ち会って、おっさんが腹を切って出てきたゴブリン完全体と戦闘に、ただ調教前かつ投薬前なので制御不能な大男と似たようなもんで、NPCは出産で死ぬし、おっさんはゴブリンに千切られて死ぬし、ゴブリンは殴れば死ぬ

いやNPCは生き残るのか。そうだな。全部終わった後に会話イベントから殺してやるか

今は地下に詰めすぎだから、やっぱり老人搾取の会は地上だが認証通らないと入れない別棟にしよう。虐待やおむつの話は入れたいが、現代だとちょっとやりづらい。まず口が固く信用に足る看護師が虐待を行うかという話

でもなんとかして入れたい。昔話として?搾取の本質は変わらないが、虐待は無くなり病室もまともになった、とか

うーん、いや、これはフィクションなので、やりたいことを優先でいい。ただゲームとして面白くなるように配置を考えようという話。どうやって侵入する?カードキー認証でいいと思うけど、隔離病棟にアクセスできるのはAの他にはランクの高い医師、看護師に限定される

手術やらが行われるからには助手も機材も必要だろうから、看護師が一人なんてことはない。ただ、在職中で関わっている人物はみな固く口を閉ざすだろう。であれば抜け忍を探すか?抜け忍に会いに行ったところでアサシンと衝突とかにしてもいい

それこそゴブリンとかね。どうかな、微妙か。あまり風呂敷を広げたくないが、しかし病院地下だけの実質クローズドだと2時間ぐらいで掘り下げずに終わってしまう。ゴブリンの遭遇から始まってもいいんじゃないか?怪異とその裏にある悪意を味わってほしい

殺すこともできないゴブリンを放流して、それが原因で殺人や行方不明が起きる。奇妙な化物の噂も流れる。いっそNPCが逃げ出して相談してくるというのもある。いやちょっとないかな

せっかく5人もいるんだから、化物を追う組と、NPCを追う組があって、それぞれの視点で集められていく情報があって、そして病院に収束する。それができたら楽しいだろうな

警察や探偵はいる、作ってもらってもいい。それとは別にNPCから手紙を受け取った組が、入院してたとこから足取りを追いかけて病院へたどり着く。警察組はゴブリンやスライムの死体を鑑定して身元のとれた人物を探して病院へたどり着く

ワクワクするじゃん、作ってるときにワクワクするのはいい作品だよ、ちゃんと完成させられたらね

警察の上と下で二人、NPC友人枠が少なくとも一人、探偵枠が少なくとも一人、あと一人は探偵はグループのどちらかで

捜査を続けて病院に接触した段階で圧力がかかって捜査打ちきりとかしたいよね



まだニュース等にはなっていないが、街の裏路地なんかで奇妙な死体が数点発見される。肌色の皮にキレイに詰められたバラバラの人間の死体。各種の臓器、骨、血液までそのまま入っており、気味の悪いことに袋になっている皮はまさしく人間のもので、中身と同じ人物のものである

現場の警察官がこの不審な袋を発見し、ナイフで開いた際には、真っ赤な血が勢いよく溢れだし、袋から中身がこぼれだしたという

スライムとゴブリンの仕組みはもうちょい練る必要があるけど、物語優先である程度組み立ててから考えてもいいと思う。大筋と、やりたいことはイメージできたから、あとは組みながら必要に応じて情報を作成していく

スライムとゴブリンは普通に死ぬことにしよう。廃棄されたのは何故?新しいサンプルのために失敗作を捨てただけ?でもそれなら内側でこっそり捨てた方が角が立たないよね。内通者?

これをやめさせようと考えた看護婦がいた、スライムを一匹だけ連れ出した、でも当然バレて粛清され彼もスライムかゴブリンになり自己都合退職から突然姿を消してしまった。男はスライム、女はゴブリン

種付けおじさんの下りは必要ではないけど性的虐待は含ませたいよな。より効率的に行うためには必要とか。まあいいや

何故町にスライムとゴブリンが流出したのか?勝手に捕まえた浮浪者なら殺しても病院の数字には関係ない。中で処分しても問題ない。何故殺さずに外へ?殺せないのか?

スライムは動けなさそうなんだよな。動くことにするか?袋の中で自由に形を変えられる、流動的だってのを使えば、ちょっとした隙間から這い出て逃げ出すことができるかもしれない。最初の数匹が逃げ出した、だからより厳重な地下を作ってそちらに収納した

排水溝から逃げ出す?いやぁ、廃水処理でサヨナラするだけだな

例えば3階なり4階なりで生まれてしまった最初のスライムが、絶望して飛び降り、病院の裏手の地面で派手に炸裂して死亡、調査のためにやってきた警察が探索者

以後スライムの投薬は地下で行われることになるとか

でも最初から病院に行くのはちょっと面白くないな。警察が辿り着くのはDNA鑑定とかで入院患者であると分かってからの方がいい。最初に出会うのは街中か、森か、川か

スライムがいそうなところだし、河辺はどうだろう?川で血抜きをしようとした、でも偶然通りかかった人がいたので逃げ出してしまった、スライムがそこに残された


導入から考えてみると、やはり変死体の調査に赴くところからだろう。現場に到着すると血だまりの中に臓器や骨なんかが無作為に積み上げられている状態。現在時刻は朝、血の乾き具合から死亡時刻は本日未明。この場所でなんらかの殺人が起きたのではと考える

これを引き起こしたのは?例えばスライムになるのが投薬後数時間とかであれば、病院の不正治療について取材していたジャーナリストが捕まえられ、投薬されるも逃げ出して、家に帰る途中でスライムとなってしまう。その後カラスにでもつつかれて破裂

こうすると血液鑑定からジャーナリストの家への誘導がスムーズになるし、ある程度情報を開示できる。ジャーナリストがどうやって逃げ出したのかは不明、知らんがな

一発目はこれでいいだろう。ジャーナリストから病院へ繋がるも追い返され、次の手を考えている内に、深夜に自分自身でスライムに遭遇する。あるいは匿名の通報で。匿名の通報。かっこいいな

まだ袋のままのスライムに出会う。いぶかしんで調べるだろう。この際に袋の表面に顔らしき染みが見えるといい。目星で言葉を読むことができる。自分の名前を言う。そしてカラスがやってきてスライムが破裂する。盛大にいこう

スライムが語った名前が鑑識結果と一致し、病院の入院患者であると分かる。病院側からは、確かに入院していたが、昨夜逃げ出してしまったと伝えられる。それは事実であり、事件を明るみにしようとした看護師の一人が犠牲者を選んで連れ出し、スライムと化した患者を置き去りにした

昨夜の宿直担当は?と尋ねることでその看護師へと繋がる。ただし、今日は出勤していない

この時点では接触できないが、家に行くと内部告発のための資料を手に入れることができる。ただし警察の資料として保管すると闇に葬られるかもしれない。看護師そのものは病院に突入した際にスライムかゴブリンになって迎えてくれる

二匹目のスライムのそばには鍵が落ちていて、看護師の家に行くとオートロックのマンションであるがその鍵で入ることができる

いや、看護師が隠れ家として用意しているアパートの鍵でもいい


探偵側の展開はどうなっているんだろうな

NPCの親族、あるいは友人であるPCから探偵事務所に依頼が来る。連絡の取れなくなったNPCを探してほしい。発狂しなんとか病院に入院したはずだが、いつの間にかいなくなってしまっていた

なんとか病院を訪ねると、個人情報保護のため教えてくれる訳もないが、なんとかしてごまかしてもらうと、ここでは手に負えなくなったため例の病院へ転送されたと告げられる

最後がどのような状態であったかはどんな不定の狂気を持っていたかで適当にでっち上げる。病院について尋ねれば、そうした末期患者を受け入れてくれる場所だと教えてくれる。ただし、厳重に隔離され外部からは親族であっても会うことはできないと

病院へ行く。通常の診察は普通にやってるし、精神科の外来もやっている。ただし、精神科の入院患者はIDカードによってアクセス管理された別棟にいるため、関係する医師および看護師以外は会うこともできない

盗む、物陰や帰り道で奪う、説得は無理だろうな

看護師のユダは警察にアプローチをかけているので、この時点で探偵側に接触することは無さそうだ。じゃあゴブリンに動いてもらおう。入れないから裏口でもないかと病院の周りをうろついてもらう。そうするとガラスの割れる音、悲鳴、何かが落ちる音

探索者たちの傍に落ちたそれは、見覚えのある顔で、あるいは写真で見た顔で、探していたNPCその人であった。ただし記憶や写真と異なり、両腕と両足が失われており、服も身に着けていなかった。その腹は大きく膨らんでおり、彼女が妊娠しているであろうことは容易に想像できた

奇妙なのは、割れた窓ガラスは3階であるのに、そこから落ちてきたであろう彼女は怪我一つしていなかった。目星で血が付着しているのを見つける。新鮮なものだ。ただし、傷はやはり見当たらない


たしか病院の周りをうろついてたらゴブリンが降ってくるところまでだったはず。出会いからいこう

窓ガラスを破って落ちてきたのは、探してたNPCではなくモブ女のゴブリンにする。窓から落ちてきたのは、四肢のない達磨人間であった。口以外はフェイスマスクに覆われていて顔は分からないが、長い髪(NPCの長さに準ずる)と大きな乳房、それと同じぐらい膨らんだ腹部の存在によって

それが妊娠した女性であることに検討をつけることができる。見上げれば3階の外壁が一部崩れており、そこから落下したようだ。しかし女性に目立った外傷はなく、隔離されているためかこれほどの事件が起きてもあたりは静かなままで、誰かが来る気配もない

流産すると母体の生命をすいとってゴブリン誕生の電波を受信したが、うーん出産で死ぬのも悪くないが、うーんどうかな


英訳された魔術書

生物学

医学

教授の執筆した論文、日本語だと摘要のみで、本文は英語

読み込むと自分でゴブリン作れるようになるかも

絵画、彫刻 32オカルト、英語警察医学系 40人類学、生物学、薬学大学生 19言いくるめ、医学、隠れる、コンピューター、投擲大学生 20隠れる、説得、電気工学、図書館


時間帯朝昼晩

スライムとゴブリンの原動力はなんだろうなぁ…ショゴスでも混ぜるか、ゾンビ由来か、結局のところオリジナル魔術にはなるけど、変化のプロセスは考えたが具体的にどうやって変化を開始させるのか、どの程度の時間かかるのか、全く考えていない

バイオ的には一噛みされると終わりだけど、それはちょっとな。投薬か、魔術か、手術か、発狂とか?

簡単すぎるのは良くない、良くないけど、閉鎖病棟の中で行われる何かだよね


この前の帰りの電車で考えたところによると、始まりのスライムかゴブリンがいる。おっさんの妻か娘、ゴブリンだったなら妊娠してたんだろうか?マザースライム、あるいはマザーゴブリンが事故により誕生し、それをどうにかしようともがく過程でスライムやゴブリンを生産してしまう

娘が浮浪者に襲われる、妊娠、事故によりマザーゴブリンに、ゴブリンの調査という名目で行われる浮浪者の粛清、と無駄に繋がるけどその要素は要らない気がする。まあノートの一つとして

スライムが弾けてもまだ生きていて内部の血が抜けることで喉であった部分が出てくるために喋れるようになって、一分ほど会話が可能になる。断末魔の叫びか、会話できるのか、なんにしてもマンドラゴラになっちゃうな

どこまで書いたんだったか、落ちてきたそれは尋ね人の面影を宿しているようで、ただの別人だったはず、だって本物は助けてあげないといけないし。誰もいない静かな隔離病棟、表面は今風のキレイな白い建物であるが、内側は20年ほど昔のボロい造りで

正面玄関はオートロック、ID認証により鍵がされている。裏口はある。見るからにドアだけ古そうで、ただし内側から鍵がかかっているのか押しても開かない。ガチャッ、ガタッ、という音がするだけ

裏口を調べ終えたころに、内側から扉が開く、中から女性が飛び出してくる。飛び出しじゃなくてこそこそでもいいが、探索者たちを見ると、助けてください、どこか安全なところに連れていってくださいとお願いをする

その表情からは焦りと怯えが窺える。どうかお願いします、見つかったら私は殺されてしまう、と語る。心理学を振れば、本当に怯えているようだと分かる。見ず知らずのやつにお願いするか?まあええやろ

彼女の名前を桜(中古)とする。それはともかく、あの隔離病棟で働く看護婦であると言う。桜の他にも若い?男が一人いて、警察の助けを呼ぶ手筈になっていたが、少し前に連絡が取れなくなり、事態を怪しんだ院長により精神病棟に軟禁されていたという

軟禁されてんのに外に出てくるのは意味不明なので、裏口の鍵が看護師か看護婦の家にあることにして、裏口すぐのところにいる看護婦がそれを教えてくれるというのは?

外に誰かいるんですか?君は誰だ?私はここの看護婦ですといった具合に

これで隠れ家へ誘導する。探偵組の方が先に到着することになるかな、これは一日目の出来事だし。警察組は二日目にやってきて、荒らされていると感じる。じゃあ一日目の段階で


ざっくり書いていく.


[chapter:プロローグ]

3/1(金)

朝起きた<探索者の一人>は,朝食を食べながらテレビを見ている.あなたは天気予報を探してチャンネルを切り替えている.

ニュース番組,近所の公園でボランティアによる炊き出しを行ったというドキュメンタリー.

子供向けのアニメ,ドラクエを思わせるファンタジー物

天気予報,今日の天気は晴れ,平均気温は16度,来週も季節外れの暑い日が続きますが,来週末は皆既月食でとても珍しい赤い月が見えるでしょうとニュースキャスターが嬉しそうに語っている.

朝食を食べ終えるころ,探索者は虫の羽音を耳にする.その音の原因は探索者の耳元を通過して,腕に止まった.

見ると,季節外れの蚊が血を吸っている.

<殺すか殺さないかを尋ねる>

・あなたが蚊を殺すと,潰れた蚊から黄色い血が流れた.妙な色だなと思いつつも,あなたは日常に入っていく.

・少しすると蚊はまた飛び立っていった.小さく腫れた腕を気にしつつも,あなたは日常に入っていく.


{chapter:導入}

3/8(金) 朝

警察官の探索者たちに,現場の調査依頼が入る.上官からは,「まだ公にはしていないが,死体の異常性から猟奇殺人である可能性が高い.被害者の死因と,その身元を特定してくれ」と伝えられる.

//尋ねたいことがあれば尋ねてもよい

・死体について

「口で伝えるのは難しいんだが……バラバラ殺人というか……これに関しては実際に見てもらうしかないな.」

・第一発見者,時刻について

「今日の朝6時ごろ,住民の通報を受けた現場の警察官が確認した.特に争った形跡はなく,死体だけがあったそうだ.」

・その警察官について

「あまりのショックで気分を悪くしたらしく,宇都宮病院の精神科でカウンセリングを受けている.話を聞きたきゃ病院で捕まえるか,その内帰ってくるのを待つかだな.」


<探索個所のアンロック>

・警察署

・殺人現場

・宇都宮病院


探偵の探索者たち."行方不明の知人を探してほしい"という依頼の詳細を聞くため,依頼人を待っている.






by torisora | 2019-02-09 11:17 | coc  

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